daiyuuki

ナニワ金融道〜銭と泪と権利と女〜のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.0
帝國金融で働き始めた灰原達之(高杉真宙)は、不動産会社を経営する林田功作(波岡一喜)から2000万円の融資の依頼を受ける。
灰原は林田がかつて住んでいた土地を所有していることや、書類や人柄も信頼できそうだからと、融資可能と判断する。
だが実は、林田は土地の所有者になりすました地面師だった。灰原は自分の失敗を悔い、夜逃げした林田を必死で探すことになる。
一方、公務員の清水好美(仁科貴)はスナックのママ・川田京子(柳ゆり菜)の誘いに乗って一夜を共にすると、店の改修費用500万円の借用保証人を頼まれ、ママと共に帝國金融にやってくるが……。
1990年に連載開始、累計発行部数1600万部を誇る、青木雄二の人気マンガ『ナニワ金融道』を高杉真宙主演で映画化した3部作の第2作目。

今回は、地面師にハメられた灰原の苦闘、スナックのママにハメられた公務員の話。
地面師も、友人に連帯保証人を頼まれたせいで、窮地に陥ってしまった。
スナックのママにハメられた公務員は、色仕掛けにハマって自業自得。
甘さはありながらも、地面師の正体を地道に桑田と調べて居場所を突き止める灰原の奮闘が、地面師の手口や個人情報の得方などハウツーものを絡めて描いていて、面白い。
ゲストの浜岡一喜、仁科貴、柳ゆり菜の演技もよく気軽に楽しめる金融コメディ映画。
daiyuuki

daiyuuki