ボギーパパ

高速道路家族のボギーパパのレビュー・感想・評価

高速道路家族(2022年製作の映画)
3.0
劇場2023-33 DENKIKAN

タイトルがどストレートで良いねぇ(^^)
わかりやすいから観たくなる!
半地下の家族みたいに間に「の」が入らないところが良い。
などと、そこはかとなく書き綴ってみたが、観てみたら、思ってたのと違う、、、冒頭の軽妙さからあるポイントで一転、話が進めば進むほど重く重くなっていく。

高速道路のSAで寸借詐欺を繰り返す家族。この設定は面白い。彼の国の貧困・格差問題はそれこそ『パラサイト』でも、他の韓国作品でもこれまで描かれているが、この家族も子供を巻き込む詐欺を働くほどだ。
しかし当然露呈し警察が動く。ここだ!このポイントから話が大きく動く。
ギヴが逮捕されるきっかけを作ったヨンソンは、残った家族の面倒をみはじめるのだが、、、その前は猫に餌を与えちゃダメって言ってるのに、、、

徐々にヨンソンがなぜこのギウの家族に肩入れするのか、そしてこのギウの家族がどうしてこうなったか、語られ始めたころに話が大きく展開される。
細かいことは書けないが、ギヴ家族にしてもヨンソン家族にしても家族の呪縛に関する映画。家族の呪縛を思う存分悲喜劇を用いて描いてクライマックスに至る。

そして、、、という作品。以下👇にどうしても書いておきたいネタバレになる可能性の高い案件を


















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あの仕舞い方はないだろうーーーっ!
あれじゃ『パラ⭕️イ🔺 半🔸×の家▪️』
とおんなじではないか、、、、残念!
いずれにしても余りにも救いのない作品。
ボギーパパ

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