このレビューはネタバレを含みます
お、面白かった〜〜〜〜〜〜
まあぶっちゃけそれくらいしか言えることがない(なんと2時間あるのにそれを感じない面白さである)。
日本版ポスターに採用されている、主人公ギョンスが盲目であることを確かめるために「犯人」が針を突き立てるシーンはやはり白眉で、そのようなキメキメのショットが存在するだけで満足感は爆上がり。ミステリーというよりサスペンスなのだが、うまく組み立てられているのですべての要素が納得感があるハマりかたをする。
領相(話からすると朝鮮王政の政務担当者かな)の振る舞いなど、かなり盛り上がりになるのだが、そこでやはり主人公が重要な役割を担い、そしてラストの「見えなくなる」ことが反転する上手いショットに繋がる。よいですね……。