【鈍感】
不定期開催「dm的映画祭」の3本目がこちら「同感 時が交差する初恋」でした。
これね~。
元々はオリジナルがあるのかな?
ちょっとそっちはまだ観ていないので何とも言えないんですが、物語自体はありがちながらも結構好きなんですよ。
何を持って「ハッピーエンド」と受け取るかは、観た人の価値観や感情移入するキャラクターの違いなんかによっても色々と反応は分かれるところではあると思うんだけどね・・・
だけど・・・何だろうか、途中からずっと胸の奥の方に引っ掛かるモヤモヤとした違和感。
途中から薄っすらと、オチとまではいかなくとも≪予感≫めいたものがチラついていて、あ~何かちょっと切ないよりも苦しい方に転がりそうかな~って思ってたんだけど、ちょっと違う角度から予感が的中してしまって・・・。
この物語の登場人物ってみんな「鈍感」なんですよ、良くも悪くも。
勿論、彼らが鈍感だからこそ物語としての「擦れ違い」だったり「甘酸っぱい初恋の初々しさ」なんかの「ん~もう!」って観ているこっちがじれったくなるくらいのやり取りなんかが良かったりもするんだけど、物語の核心というか決定的な方向性を決める部分で、「悪意すら感じる鈍感さ」が見えてしまうと、どうにも「ピュアで切ない物語」っていう淡い色合いだけでは見えなくなってくるんですよね・・・。
どうしようかな・・・
もしかしたら、ちょっと辛辣な言葉も出そうなんで、続きはフィルターかけてコメ欄に残しますね。
あ、作品自体はそれほど嫌いではないんですよ、あしからず。