幸運にも試写会で鑑賞
メイズランナーの時から感じてはいたが、ウェスボールってかなり達者な監督
ちょっとした演出がスピルバーグに通ずるようなワクワク感があり、観ていて非常に楽しい
猿の集落が襲われ、混乱に陥るシークエンスの撮り方がメイズランナー一作目にそっくりで、しっかりと監督の味も出ている。
以後色々企画を抱えているみたいなので、これからもしっかりと追いたい監督の1人となった
内容に関して
恐らく三部作の一作目の立ち位置なので、案外見せ場は少なかったが、しっかりと猿のアクションが活きるステージを用意したり、フリ落ちが効いていたりと内容も上質
各キャラもしっかりと個性的で、バランスが非常に良い
猿がいて、人間がいて、タカがいるという推しビジネスを感じる構成だが、その狡猾さ含め好きだぜ！
ただ2時間半かつ見せ場が少ないが故、やはり少し退屈な面は否めなかった
前シリーズほどの鮮烈な一作目ではないものの、確実に良作なのでこれからが楽しみ
