勇者シーザーの死から数百年後。
語り伝えられたシーザーの物語は神話化し、猿たちが素朴な社会を築いた世界。
シーザーの名を語る偽りの王、プロキシマス・シーザーに、部族の民を拉致された若きノアが、知性をとどめる人間の女性メイと共に冒険の旅に出る。
シーザー三部作から旧シリーズに至る、中間的な時代設定。
主人公の名前が示唆する通り、これはシーザーがかつて掲げた猿の掟が形骸化した時代を舞台に、猿としての生き方の理想を模索する物語。
そこに王国を支配するため、人類の遺した“叡智”を手に入れようとするプロキシマス・シーザー、人類の時代を取り戻そうとするメイの思惑がぶつかり合う。
もちろん、シーザー三部作からの継続要素もあるのだが、旧シリーズを思わせる部分もちらほら。
話的には独立しているので、これから観はじめても全然問題無し。
神話的なスケールを持つ大作で、単体で綺麗に完結しているが、再び接点を持った二つの“星を継ぐもの”の物語はまだまだ続きそう。
とりあえずあの人たちが防護服着てるのはなぜ？とか、もしかして原作版「風の谷のナウシカ」的設定入れようとしてる？など次回作への興味は尽きない。
ブログ記事:
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