ヒカル

猿の惑星/キングダムのヒカルのレビュー・感想・評価

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
3.5
ムビチケが売ってなくFOXがDisneyに買収されたことに改めて怒りつつ、字幕版はIMAX以外はまともな上映時間がなかったので、2600円の価値は無いだろうと視聴を断念するつもりでしたが、🍅でそこそこ高評価、過去作も驚愕エンディングの1stは至高として、どれも個人的には楽しめたのでデデデデ後章の2回目視聴用にキープしておきたかったラストの無料視聴券を使用し近所のIMAX劇場へ。(観てもいない作品を2回観ることを決めるのはアホですが、デデデデ後章のムビチケは2枚買うことにします。)


洋画が2024年はオッピーの16億が最高でゴジコンも20億弱で終わりそうな酷い状況で、本作は朝一ですが、お客さんは約10%の30人くらいと爆死模様です、新MAD MAX2が30億くらいは行くこと願っています。


感想ですが、色々な意味で良く出来てたと思います。若干は設定を引き継いでおりリブートの4作目ではありますが、数百年経過しており完全新作といっても良いのかと思います。


本作はアバターシリーズと同様に人間が主役ではなくエイプサイドを主として物語は進められてます。フェイシャルキャプチャー、森林、建造物のCGは秀逸で、世界観への没入とエイプ達への感情移入はスムーズです。


ストーリーも若干ゲーム的ですが、次々とイベントが発生しジャンプスケア的な映像も素直にびっくりし楽しませてくれました。ゴシコンはジェスチャーのみの猿の惑星でしたが、本作はエイプ達が話せますので、ゴシコンの様なバカに振り切ったものではなく、ちゃんとしたストーリーを描いてます。


問題はリブートのリブートで有ることで、話しはコレからというところで終わります。おそらく次作以降はエイプ対人間の話に戻り、人間とエイプのどちらが正しいのか、どちらが万物の頂点にふさわしいのかという事がテーマとなってくるかと思いますが、続きが観たいので本作がヒットして続けてくれる事を望みます。


主人公の顔や振る舞いは良いですね、私はエイプ派です。
ヒカル

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