劇場No68
60点
リブート版の連続でもはやどこから続いてきたのか分らなくなってしまった“猿惑”🐒おそらく本作の流れは、猿たちが君臨する王国で、若き猿ノアが秘密を持つ人間女性と出会うことによりゴリラ族たちが企む陰謀へ巻き込まれて行くというものであったような感じだろうけど、思った以上に内容はスカスカ。ハリウッド大作の続編が期待ハズレに終わるなか、本作もほぼ全くと言っていいほど訴えてくるものがない上に、よくあそこまでエキストラの猿たちを集めたもんだと感心していたら完全CGみたいで、もう実写撮るのに人間の役者は要らんやろうと呆れた次第。映像が素晴らしかっただけに、それに見合うような脚本をつくって欲しい。とにかくテンポも悪くてクライマックスシーン以外はなにも印象に残っていない。脚本のみの出来で言ったらC.ヘストン版がベスト👍その驚きと衝撃を越える“猿惑”が制作されることを期待🐒そうでないのならもう続編は要らないだろう🙅
2024/5/11 TOHO CINEMAS 直方
