罪には罰を

猿の惑星/キングダムの罪には罰をのレビュー・感想・評価

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
3.0
人は移動する際に建物を登ったりはしないので必然的に横の動きが主軸となるが、猿は様々な物に登って移動するので縦の動きが主軸となる。
この縦/横の運動の対比から上昇/落下でアクションが設計されておりクライマックスまで一貫している。
中盤とラストの反復描写として同じ空を見上げるという印象的なシーンも、やはり縦の意図で猿と人との呼応が示されている。
『Ruin』『メイズ・ランナー』のウェス・ボールらしいポスト・アポカリプス描写にも満足。