まず…映像（CG、モーションキャプチャー）はホント“最新”って感じで素晴らしかった。
ウェス・ポール監督（メイズ・ランナー）らしいプロットやカメラ・アングルも“色”が出てて良かったと思う。
評点もマット・リーブス監督のリブート・トリロジーと変わらない点数なんだけど…。
前トリロジーのヒーロー？“シーザー”の伝説をそんなに引き継ぐ必要あったかなー？
『シーザーのために！』と声高に唱え、実際はその教えを歪め、野心的な独裁に利用する“BAD APE”のプロキシマスたちと、一族の生活を蹂躙され父を殺された（本来のシーザー思想の）ノアとの対立を軸に、そこに“人間との共存”が絡んでゆく筋。
ウイルスの蔓延により、ヒトは言葉と知力を失い、APEは言葉と文明を得た…という設定なんだけど、結局言葉の喋れるヒトも残ってるし（どうやってウィルスから逃れられたのだろう？）、最後には文明機器を操るヒトも結構残ってることがわかり…、どうして？がいっぱい出てきた。
新トリロジーになる？なら、この辺の“辻褄合わせ感”が後を引きそうで気になった。
（でも、映像はカッコよく、基本的には面白いです笑）
