乙

猿の惑星/キングダムの乙のネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

猿と人間、猿と猿の争い。
人間の業の深さを「猿の惑星」を通じて、うまく描いていると思う。

新作ではシーザーのような人間にも猿にも愛情を抱き、高潔さを示す猿は居ない。ノアは仲間に対していずれそうなるのかもしれないが、メイの裏切りによって人間は完全には信用できないと思っているところが大きく違う。

メイを「私たち側」として観ると、彼女の行動にはとても共感できる。私たちが救われるためにはそれしかない。
でも、ノアのイーグル族は「私たち」ではないのか。

私の常識からすれば猿は人間とは違う。
じゃあ違う国の人はどうか。肌の色が違う👦はどうか。家族以外はどうか。答えは出ないけど、色々と考えさせられる作品でした。
乙