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危険な関係のseapony3000のレビュー・感想・評価

危険な関係(1957年製作の映画)
4.0
スケルトンな電話で次々と呼び出されるメンツたち。電話の横にはフォックス型のサングラス。はじまりから洒落ててワクワク。スピーディに登場人物たちが紹介されていくの最近見たなかだと「男の世界」や「栄光への挑戦」でもやってたなーと思いながらみていたら、助監督が舛田利雄で納得。ホテルの支配人大坂志郎のカメラ目線で振り返るメタな演出はバタくさい梅次センセーらしさ。年下みんなが「お姉ちゃんお姉ちゃん」て慕ってくる夢路だけど、やたらとモテまくりのドンファン金子信雄、ドライでじゃじゃ馬な三枝、このふたりがなんでメインなの?と考えるヒマなく大忙しで展開。屋外プールに室内は温水プール、なにかつーとゴルフでビリヤードで夜は洒落た天ぷらにすき焼き。ホテルのミニシアターでマサイのドキュメンタリー。僕はリキュール、ちょっと回してみて、でエッフェル塔の瓶。フロントでは洋服も売ってて川奈ホテルいちどは行ってみたい人のお金で。フリンジみたいなシャラシャラがついた巾着持ち歩く夢路は昼のバーではグレープジュース。そんでとにかく三枝がいままでみた三枝のなかでいちばん可愛らしいの感激。ファッションも最高だし、動きも最高。長門裕之とのダンスも素晴らしかった。
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