カラヴァッジオのKaoric747のレビュー・感想・評価

ずっと映画館で観たかった、デレクジャーマン版。ストーリーよりも映像美を楽しむものだと思っていたので、予想通りストーリーという点ではあまり頭に残るようなものはなかったが、デビュー作のティルダ スウィントンがとても美しい。やけに美しい若い男が出てきたと思ったらティルダさまだった。デレクジャーマンはティルダさまの美しさを分かっていて、ティルダさまが一番美しく見える取り方をしている。「悔悛するマグダラのマリア」のシーンは本物の絵画のようだった（2023/3/21 KBCシネマ）