これは流石に眠い…。
イットのような内容を込めたストーリーならまだしも、本作はパート1からスラッシャー映画の続編のような内容で始まった映画なので、それで長尺の映画でやるのは明らかに間延びして見える。
スラッシャーのマスターピースは基本設定をパート1でしっかりお見せして、キャラクターのバックボーンを承知で始まるので成立するがこのシリーズは彼が何者であり何が目的なのかも不明すぎるので(それがアートザクラウンの魅力といえば魅力だが)お話がキャラクター頼り過ぎるのは映画として欠点なのでは…。
ゴア描写も前回の真っ二つのような派手さがなく、基本的にどう殺すのかが見せ場のスラッシャーで前作以下なのは残念過ぎる。
前作のあまりのお話のなさが問題だったけど、今作のような単発主人公にお話を設ける前にアートザクラウンの実態をもう少し広げて欲しい。
ベッドの上の惨殺や頭のキャンディボックスは面白かったけどな、父親の形見でとどめを刺すのはもっとド派手に1発で決めて欲しい。
