どこからともなく現れた身元不 明の少女を保護したパウラ。ク ララという名前でパウラと暮ら し始め、パウラに心を開き始め るがチョークで描いた白い線の 枠から外に出る事が出来ない。 外に出る様に仕向けると喚いて 暴れてしまうクララ…
心に傷を抱えるクララの奇妙な 行動に隠された、クララの正体 と暗い過去とは一体…
クララが何者でどこから来たの か、そして保護者は？不明な点 が多い中、パウラがとても奮闘 する。チョークで描いた枠から 出られないゲーム性に加え、こ の少女が過去に味わった恐怖も 滲み出てくる素晴らしいアイデ
アの作品だと思います。
チョークで描かれた枠線は、メ タファー的な意味も持ち、パウ ラもまた心の枠から飛び出せず にいたと捉える事も出来るのだ と考えさせられる…
人が抱える檻を何重にも描く事 で人という者の救いがたさ、闇 深さを見事に描いている。その 脚本や演出もよく練られていて さりげない演出が素晴らしい。
後半の怒涛の手に汗握る展開は
良かったが、ラストが惜しい…
しかし、海外特有の宗教臭さも 無く、非常に良く出来た作品だ ったと思います👍
果たして、白線の謎は？クララ
の正体は？真相は一体！？
