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セレーナ・ゴメス:My Mind and MeのEDDIEのレビュー・感想・評価

4.0
「人生で最も暗い話をする」から始まるセレーナ・ゴメスの独白。
子役から注目され続けてきたからこその葛藤。メディアの勝手な印象操作。
メンタルの病に侵され、彼女は不安定に活動を続けてきた。幸せに生きてほしい。

苦しみながらも前に進もうと挑戦する姿には心を打たれます。
双極性障害がどれほどの苦しみかは画面を通してしか推し量ることはできないですが、彼女が涙しながら戦う姿は見ていてつらかった。
子役時代の自分とずっと戦い続けているんですよね。
一度スターダムに上がったからこそ、注目されるのがゴシップネタになると彼女としても何をやっているのかって気持ちになるんでしょう。
メディアの在り方ってのにも改めて認識するきっかけになったし、憤りすら感じた。
若くして成功した彼女を苦しめるような報道ばかりをすることが何のためになるのか。

人のために何かをしようと行動しようとするセレーナの優しさをこのドキュメンタリーを通して感じることができました。

本作のタイトルにもなっている楽曲「My Mind & Me」も素晴らしい曲。

※2022年自宅鑑賞221本目
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