お願いだからこれ以上苦しまないで、自分を責めないで、無理に笑わないで…そんな風に思いながら観た。
いつだってセレーナの周りには友人や家族が居るし、セレーナは独りじゃないって思ってたけど、裏ではずっと孤独と闘ってた。
学校では友人は少なく、恋人もおらず、独りでいることが多かったというのにも驚いた。メンタル面で苦しんでから人とのつながりを大切にし始めたそうだけど、元々は静かで独りで居るタイプの人なのかもしれない。
スタッフ、友人に対する態度と仕事中の人前での態度の違いにも驚いた。まさに"She smiles when everyone is looking.But cries when she's alone.思ってた以上に繊細で神経質で真面目な人だった。
ツアーのプレッシャーに苦しむのも、新曲のプロモをやりたくないというのも、全部ストレスとプレッシャーが彼女を追い詰めるから。自分に起きたことに対してなんとかして意味を見出そうとする姿が苦しくて 同時にすごく共感した。
と長々と書きながら、ドキュメンタリーを観たとしても結局私は彼女のことを、「思ってたのと違った」とか言ってみたり、「こういう人だ〜」って勝手にイメージを作ってしまったり。彼女がゴシップとして面白おかしく消費されるのがすごく嫌なのに同じようなことをしてしまってるのかも。
とにかくセレーナは私にとって 子どもの頃のいい思い出であり、いろんなきっかけをくれた人。そして今もWho saysに励まされ、My Mind & Meを聴いてウルッとする。
彼女にとっては手放したい過去なのかもしれないから、こうやって彼女の過去の話ばかりすることには抵抗感を覚えるけど…。
どうかこれからもずっと幸せで居て欲しい。