ゆりな

サウンド・オブ・007のゆりなのレビュー・感想・評価

サウンド・オブ・007(2022年製作の映画)
3.7
ビリー・アイリッシュ好きとしてはたまらない。最高。

ドキュメンタリーだけど歴代作品と音楽がスタイリッシュ、かつおしゃれに撮られている。
いつ撮影されたか分からないけれど、普通にフレッシュなダニエル・グレイグが拝めて満足。

改めて音楽と一緒にいいシーンを辿って、もう、こんな風にアクション映画に手に汗握る大好きなシリーズがないのかと思うと、ちょっと悲しい。
悲しいけれど、歴代の観ていない作品多いから観なきゃ!

007のテーマ曲はシタールの音がポイントって確か町山智浩の解説で聞いた。

ポール・マッカートニーの時代あるのね!知らなくって大興奮。そしてサム・スミスが天才で才能ありすぎて、何も言えなかった。
途中までMacで観ちゃったのだけど、家のテレビ&大音量スピーカーが正解です。

正直、どの時代も、どのシンガーも唯一無二でただの流行りではなく、それでもきちんと時代を彩っていてよかった。
「スペクター」最初レディヘだったってマジ?確かに最初の未発表曲も、その後のオリジナルも映画にマッチしてた!

ハンス・ジマーの映画音楽というか、「映画館で感じる音」が、映画体験を盛り上げているのは間違いないので、加わってくれて本当によかった。
歴史が長い007シリーズだからこそ完成したドキュメンタリーだし、映画好きじゃなくとも、音楽好きは楽しめる作品。ジョン・バリー、偉大です。
ゆりな

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