まさなつ

あしたの少女のまさなつのレビュー・感想・評価

あしたの少女(2022年製作の映画)
3.9
辛いですね、辛い^^;

社会という巨大な仕組みの中で、みんな大なり小なり歯車として疑問や不満を感じてはいても、スルーし我慢して回っている。周りの人々を見ていて、ハンナ・アーレントがナチスのアイヒマンを評した「悪の凡庸さ」を思い出しました。韓国だけでなく、どの国も同じですね^^;

真っ当な不満を感じ異論を唱えたはみ出した者は、叩かれ追い詰められる、、弱者が容赦なく切り捨てられる何とも理不尽な世界で生きていることを見せつけられ、グウの音も出ないです^^;

ぺ・ドゥナさん目当てでしたが、中々出てこない^^; 二部構成の様な作りで、後半になってようやく、、やっぱり魅力的^_^

題名の持つ意味が重いです。辛いですが
観て良かったです。
まさなつ

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