Yoko

殺しを呼ぶ卵 最長版のYokoのレビュー・感想・評価

殺しを呼ぶ卵 最長版(1968年製作の映画)
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昨夜Youtubeを徘徊していたら偶然今作の映画の予告編に遭遇。バッリバリのアバンギャルドミュージックと、顕微鏡越しの細胞分裂映像の不穏さが凄いマッチしていてひとめぼれ。なんか『ウルトラQ』に通ずる不安感というか。すぐにシネマカリテの予約をした。

ジーナ・ロロブリジーダ(2022年現在御年95歳ご存命!)が嫁にいながら、猟奇的行為(犯していなくてもやっぱ変な人だよ)をトランティニャンの表情が常に寂し気。養鶏所の3万羽近い鶏、ヒッチコックのように直接攻撃はしてこないけどあんだけ大量にいると普通に怖い。
それでいながら鶏肉を絶対に広めてやるという協会、よくよく振り返ると本当に謎の団体でなんか笑っちゃう。
しかしながらあの病気とされる弁護士(後ほどパンプレットで職業を知る)、マジでなんの意味があったのか……?でもこういう謎が少しくらいあってもいいではないか!
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