にゃにゃ

ソウルに帰るのにゃにゃのレビュー・感想・評価

ソウルに帰る(2022年製作の映画)
3.8
赤ちゃんの時にフランスへ養子に出されたフレディがなりゆきで訪れた故郷韓国での出会いと経験。その後も彷徨い続く彼女の軌跡を描いてた…でいいのかな?

フレディの心情を読み取ろうと食い入るように(惹きつけられるように)見た。フレディは何とも行動力があり、率直で魅力的な女性。
映画もフレディのように面白いと感じたけど、国語のテストに出たら30点も取れないだろうくらい理解出来てないと思う。



この上なく地味で親切な通訳を演じた女性はグカ・ハンという小説家らしい。26歳でフランスへ渡り、渡仏後に習得したフランス語で執筆されてるとのこと。そんな方とは知らずびっくりしたけど、本作での彼女の役と佇まいはかなり重要だと思う。



(何年かぶりかの舞台挨拶付きで、監督と主演女優さんをわりと間近で観ることができて嬉しかった)
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