なかなかの傑作だと思います。
ホラーの中にかなり社会派が含まれているのが私的にとても好みでした。
結局ダイアナは何でクリスティーンの家に来たの?となるシーンの数々に挟まれるフィリピンでのダイアナの生活の描写もいい感じに本質とは逸れるミスリードがあったりで良かったです。
伏線の張り方と終盤の怒涛の回収は見事だった思いました。
読めちゃう人は読めちゃうのかなとも思いますが、私は全く読めなかった人だったので思い切り引き込まれました。
この作品で扱っている社会的問題については、我々日本人もせめて頭の片隅には入れておくべきことだと思いました。