このレビューはネタバレを含みます
2024年の劇場鑑賞1本目はこれでした。
ポスタービジュアルがとっても良いですよね。口の中から異形のもの爪がのぞいているのが不気味で良い!!
でも、劇中にそんなシーンはないし、この場面はあるものの別に口からは何もでてない。というか主人公の中には一度も居ないんじゃ?しかも映画をみればわかりますが、口から出るのは爪じゃなくて嘴であるべきではないでしょうか。
搾取される側とする側を描いたとのことですが、あまり納得できなかったです。
確かにアジアの安価な人件費の上で生活が成り立っているのですが、それはクリスティーンが炎上するほど罪なことなのでしょうか。
今回の話はどう考えても火の不始末が悪いでしょ。
アジアの工場は契約の上で稼働しているわけだし、対価も得ているのでしょう。クリスティーンに復讐するのは逆恨みです。恨むべくは工場側です。
これで資本主義への批判というのはいささか無理があるのではないかなと思いました。