ニューマンを見る目が変わる。妻を主演させてこの辛辣かつ繊細な視点。30代半ばのおぼこい女性レイチェル(ジョアン・ウッドワード)に寄り添った物語。
冒頭のふれあい妄想インサートから相当面白い。過去と…
今も昔も変わらず学校へ向かうレーチェルの無表情。ひとつも見逃したくないジョアンウッドワードの表情のあれやこれ。欲望に過去が入り乱れて挿入される現実と想像のレーチェル×レーチェル。ブリッジナイトの給仕…
>>続きを読むポール・ニューマンの監督デビュー作ということもあり、その後の作品と比べると見劣りする部分はあるけど、今作を企画したらしい自分の奥さんを主人公としてキャスティングしたこともあり、女性の視線の移ろいを丁…
>>続きを読む遅れてきた突然の青春。頭の中をぐるぐる巡る歌。自分をけなす歌詞とほめる歌詞が混ざりあって。青春は熱病の一種なので大人になってから罹ると大変だけど、夢が覚めればその分視界はクリアに、はっきりといろいろ…
>>続きを読む売り払った葬儀屋の2階で腕時計と目覚まし時計に囲まれて寝てるレーチェルの影絵から家族の肖像、それだけでもう目頭が。不安と欲望が産み出す妄想の中のレーチェルと現実のレーチェル。どちらにも居場所はないし…
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