かりん

薔薇の名前のかりんのレビュー・感想・評価

薔薇の名前(1986年製作の映画)
3.8
ずっと見たかった作品。
中世ヨーロッパの教会で起こるサスペンスなんて最高の設定!
単なる殺人とは違ったのがさすが教会が舞台なだけある。
キリスト教の知識がなくても大丈夫だけど、薔薇の名前を理解するには知識があった方がより楽しめそう。
何となく師弟が事件を解決するために奮闘するのがホームズとかと被ったり。
不気味な雰囲気と美しい讃美歌の混ざり合うなんとも言えない恐ろしさ。
ショーンコネリーの声がこんなに素敵だったかと改めて思う。かなりハマり役。口でキスするんだって驚いたな。
クリスチャンスレイターがめちゃくちゃ若い!でも捜索の最中になんでああなるんってちょっと思った…。
すごい気味悪いキャラクターが多く出てくるけど、ロンパールマンにはびっくりした。マフィアのドン役とかのイメージ強かったから、あのサルヴァトーレ役はさすがの演技力でした。
そういや異端審問官がサリエリだった。悪役似合うよな。
こういう作品もうあまり作られないのだろうか。
かりん

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