ジェームズ・ワンさんはみんな大好きジェームズ・ガンの偽物みたいな名前ですが、監督作はSAW,ワイスピのスカイミッションなどの歴史的な名作を含み実績としてはガンさんより実は上。本作は監督作では無いですがスカイミッションの様に劇場で観なかった事を後悔しない為に劇場へ。
100人の小箱ですがお客さんの入りはリトマメの約倍で70%くらい 何かTikTokで流行ってるらしいです。ユーチューブショートでもやたらオススメされてうざかったですが、RRRで映画鑑賞前にナートゥダンスをユーチューブで見てしまいかなりスポイルされたので今回は頑張って無視し続けました。
感想は予想通りに楽しめました。
ミーガンの造形、声、歌声、瞳や中の人の演技はかなり秀逸でこだわりを感じました。流石ジェームズ・ワンさんは外さない人だと思います。
バズり系映画のため客層が糞なのでそれは覚悟してください。(咀嚼音極大な人や劇場外へ4往復走って退場するキッズなどある程度は覚悟してましたが、民度はIMAXのワイスピ以上に低かったです。)
以下はネタバレです。
・会長へのプレゼンで子供が泣くアクシデントの時にミーガンがめちゃいい感じの事を言ってから泣かせる歌詞で歌い、プレゼンは成功し偉いさんのおばさんが泣いてましたが、自分も泣かされました。緊張状態からの完璧な解決にホッとすると同時に不意打ちでやられました。(リトルマーメイドではハリー・ベイリー歌は遥かに上手いのに1mlも涙が出ませんでしたが、本作の脚本は素晴らしかったですね。)
・デヴィッド・ゲッタとSIAのtitaniumっで曲はデビッドゲッタで1番、SIAで2番目に好きな曲なのですが、ミーガンにめちゃいい感じで歌わして歌詞もシーンにピッタリだったので再び泣かされました。(ホラーで2回も泣かされたのは人生初めてかと)
・ミーガンがToy Soldiersをピアノで弾いてるシーンも素晴らしく選曲が良い映画だなと思いましたが、そこからのターミネーターみたいなよく見る展開が平凡でした。本作はホラーでは無くミーガンが悪人のプログラム改変で操られながら最後は壊れながら女の子を助けるみたいな感動系の方が良かったのにとミーガンというキャラに惹かれた自分は思いました。(いずれにしてもベタでは有りますが)
ミーガンのキャラクターは旬な今こそ必見だと思いますので糞客に負けずに劇場でどうぞ。