AIの暴走を描いた作品は昔からあるけど、育児や学習の面で子供にタブレットを与えるようになってる昨今では、子供とAIが共依存になっていく話は身につまされる。
2019年のリブート版『チャイルド・プレイ』のチャッキーはブッサイクだったけど、本作のミーガンは"製品"として説得力がありながら不気味さもある秀逸なデザイン。
その上で、子役兼ダンサーのエイミー・ドナルドに演じさせて踊らせるという茶目っ気(?)をも持たせた事で、新たなホラーアイコンとしての地位を確立させた時点で本作は優れた作品と言える。
だが、幸か不幸か、公開前にミーガンダンスがバズってしまったためにグロ描写をカットして全年齢仕様になってしまった弊害もある。
そこを抜きにしても、先述したダンスの場面やクライマックスのロボットバトルは面白いだけにもっとじっくり描いてほしかった。
既に制作決定してる続編こそ、しっかりR指定のグロ全開で!
…いや、『ミッドサマー』だってヒットした後にR-18バージョンを劇場公開してるから、今からでも本作のグロバージョン公開したら十分客入るでしょ!