M3GAN／ミーガンのまのネタバレレビュー・内容・結末

すいません、先に謝っておきます。全く正常な判断ができずレビューはかなり個人的なものだと思ってください。
と言いますのは、

“犬が殺されます“

そう、犬が殺されます。読んで字の如しです。以下、「犬猫が殺される映画は総じてクソ｣(当社比)を家訓に映画をレビューしているヤツの感想です。
我が家には柴犬が3匹居ます。外に居る人が柵の隙間から手を突っ込むと警戒心や、家を守るという使命から、(反射もあるかもしれませんが)噛もうとします。このわんちゃんはその本能に従っただけなのに。人の家に勝手に入る・そこで糞尿をする、などシツケがされていないのは飼い主の責任であり、わんちゃんにはなんの罪もない、、。なにも罪が無さすぎるんです、ぅう。
そして飼い主のおばちゃん…。殺されたとは知らずにエサ箱を手に夜な夜な犬の名前を呼びながら、探している姿がもう、。涙が溢れてダメでした。
1か月前、柴犬3匹のうち1匹がガンで死にました(14歳半)。まだまだ毎日悲しくてついついベランダや寝室に姿を探してしまうし、家族も毎日遺骨の前に牛乳やご飯を備えて、「○○ちゃんおはよ、おやすみ、今何してるの？」と事ある毎に声をかけています。愛犬とはそういうものなのです。
その悲しみを逆手にとっておびき寄せた末、惨殺とは、、チキショ〜涙
愛犬を探す隣のおばちゃんの姿が、悲しくて悲しくて、鑑賞後も殺された犬と殺されたおばちゃんを思い涙が止まりません、今もです。とてもとても悔しいです。


犬のことはさて置き、となると、もはやほとんど最新版のAIチャッキーの映画を観ている気持ちでしたが、ラスト暴走したミーガンを姪の女の子が破壊しているシーン。ミーガンが上半身のみで駆け寄り、壁際に追い詰めた時です。私は、ミーガンが「それでもわたしは貴方を愛している」と言うと思ったんです。犬が使命を全うして理不尽に死んだように、ミーガンも使命を全うするシナリオになりますようにと。しかし、「調子に乗るなよクソガキ(曖昧)」みたいな事を言い、「第1ユーザーは“私”だよ(曖昧)」と、AIが自我を確立した発言をします。たしかに、それで良いんです。学習するロボットでしたし、殺される→なら殺す、と学んだ結果だと分かりはします。けど、そこはこれまでのヒューマンドラマ的な流れを組んで愛を持ったまま死んでくれよ〜と、ガッカリしてしまいました。
もう、犬が死んだことでかなり気持ちがアウェイになったのですいませんが酷評です。