映画館でさんざんCMしてたからもう観る前から怖くて怖くてしょうがなかったんですが、ネタは絶対面白いやつなの間違いなしなので、もうトイレ3回くらい行ってから観てまいりましたよ、「M3GAN/ミーガン」字幕版!どーやら国内上映に備えてゴア表現が軽減されているらしく、だいぶマイルドな味付けになっているという話だったので、ホラーモノ苦手なまめちちも耐えきれるんじゃないかと淡い期待を込めていってまいりましたが・・・!
◇ひとこと感想
のっけから出てくる「ペッツ」の歯茎が怖すぎてちびるかと思ったよね。怖いと言えばなにより犬がこわい。あと耳が超伸びるとこ。正直ミーガンはむしろ全然かーなーりかわいかったです、ケイディとわちゃわちゃしてるとこ超かわいかったわ眼福。いやしかしよかった!めっちゃ面白かったー!
以下ネタバレ含むよ。
◇ネタバレ含むフタコト感想
技術の革新や自身の出世に目がくらんでいる女科学者が恐怖にさらされていく展開は、本当に観ていて気持ちがいいですよね、ジェマ。ディープ・ブルーの女博士のことをちょっと思い出しましたよね。
もう一人の主人公ケイディ女児も、ミーガンのAI学習方向を捻じ曲げてしまう要因たりうる「ゲーム依存」の側面だったり「ヒス気味」だったりするキャラクター味が、これもまたパニック映画をよりパニックに陥れさせるだけの才能に満ち溢れてて超よかったです。やっぱ車内で気に入らないことがあったら後ろから運転席蹴り倒すぐらいのことしていただかないと。子供なんだもん。
クネクネダンスのシーンが、CMで切り取られている「まんま」だったのが意外だったなぁ。ちょっと嫌味なカウンセラーのおばさんがノーダメで生き延びたのに、ケイディにはさほど無関係だった社長とお付きの人がなんであそこまでむごたらしいことにならなきゃならんかったのだろうか、とちょっと思いつつも、もっと踊り狂って人間どもを恐怖のどん底につき落としてくれてもいいのよミーガン、と思ったりなんだり。
ラストがねー。どんなにねじ曲がっても「ケイディ至上主義」を貫いてくれる方が情緒があってまめちち好み、というかきっと日本人好みなんだろうなと思ったけど、あそこまできれいに手のひら返されると「ワーオ、アメリカンナイズ!w」ってなってそれはそれで面白かったです。
あ、あとあれだ。ミーガンがピアノで弾いてた曲が「Toy Soldiers」なの笑った。