子供の面倒を見てくれる最新鋭ロボット・ミーガンの暴走を描くスリラー映画
全米興収2位のヒット
ブラムハウスだから『パール』を観た直後だと見劣りが激しい
この主人公のしゃくれ気味女優どっかで見たな〜と思ったらやっぱり『ゲット・アウト』のサイコ彼女だ、あんた今度は襲われるんだ
とにかく冒頭に出てくる偽ファービーとか登場人物の色々な描写がわざとらしく（かつバカっぽくて）なんかこの映画子供向けなのかな？とか思うぐらいに幼稚（レーティングはPG12なのに）
まあ細かいところは突っ込んだらダメかもだけど、全体的に雑すぎる
ミーガンの開発から何から「そうはならんやろ」の連続
せめてミーガンはオモチャじゃなくて軍事用に使ったほうが良いのでは
ただ作品のテーマ自体には共感できるところもある
子供に向き合わないで道具に任せることによって起こる弊害...みたいなやつ
例えば顕著だと思うのが、訪日中の中国人観光客が子供にはタブレットや携帯ゲーム機を与えて放置、自分たちは買い物...みたいな光景をコロナ前はしょっちゅう見てたけど、将来ロクなことにならないのでは
本作もミーガンを取り上げられた子供が癇癪を起こすシーンがあって、ああいう依存状態になるのはそれなりのリアリティがあったと思う
