怖さでいうとそこまでなので、映画館一人でも割と問題なし、帰って夜一人でトイレも行けると思います。(私はビビって友達と観に行ったけど。)
ケイディ役のヴァイオレット・マックグローの表情がもう最高で、気に入らないことあったり癇癪起こしちゃったりすると、するする、この顔するよねー！っていう、いい意味で小憎らしい演技が良かった！
ミーガンが一途にケイディを守ろうとするから途中からミーガンに感情移入して応援さえしたくなってしまったし、徐々に築き上げられる二人の関係性がハートウォーミング。
出来すぎたAIはそれはそれで人を脅かす存在なんだよっていうテーマだけの映画ならいくらでもあるのでつまんないけど、ミーガンは映画の中できっちりと、人間が学びとか働きを捨てたらもうそれが対AI、対ロボットにおいては降伏なんだぜ、だから便利に頼りっきりは良くないんだぜ！そこんとこしっかりな！というのを子供の育児とか教育とか一番わかりやすい形で語ってくるので同系の中でも映画としての価値がグッと上がった逸品でした。(先に書いたけど純粋なホラーとしては星低めです)
劇中音楽良かったなー。嘘だろってくらいポップな曲結構使われてて好き。
