このレビューはネタバレを含みます
確かに公開当時話題に登っていた本作。
そもそもこの見た目のAIロボットに子供が愛着湧くだろうか？そもそも。
見た目に疑問湧くのは私が日本人だからだろうか？
完全無表情で、不気味の谷そのものでしょ。
昔スピルバーグの"A.I."という映画があってだな。
子供相手のAIロボットの見た目は、あのハーレイ・ジョエル・オスメント君のあの感じくらい可愛くて柔らかじゃないと。ねえ。
もう最初っからアイザック・アシモフの「ロボット三原則」なんてどこ吹く風。ていうかくそっ食らえ。
「A.I.」と「チャイルドプレイ」と、あと「エスター」の感じも混ざってる？
登場人物がヤバい人ばっかり。
ミーガンみたいな存在が突然現れたら、周りの人の行動が開発者も含めてああなるのはもしかしたら当然かなとは思う。だけど全員が確実に破滅に向かってる。
いかんねえ。
悪いことしてたり嫌われてる登場人物から順番にどんどん死んでいく。
あとこの手の話でよくある、実権を握った悪のAIが、ビルのシステム掌握からスマホの乗っ取り（しかも通話）から車の運転まで、それこそ「何でも」できちゃうのが、都合が良すぎるっちゅうか。
それが出来るなら「ブルース」も止められたんじゃないの？っていう。
ラストの、姪っ子ちゃんの手のひら返しが凄い。愛していたものに裏切られたら（実際は裏切りじゃないけど）そりゃあ非情にもなるか。
