ねぎ地獄

キッド・カディ: Entergalacticのねぎ地獄のレビュー・感想・評価

キッド・カディ: Entergalactic(2022年製作の映画)
4.0
何鑑賞しようか悩み始めて30分…
フィルマークスのあらすじがとても変な文章な上、俳優の名前も間違えている作品を発見。
このよくわからない作品を観よう!ということで再生した「キッド・カディ: Entergalactic」がもう…めちゃくちゃ最高でした。
冒頭のシーンで超売れっ子アメリカ人現代アーティストで、ストリートカルチャーをキャリアの背景にもつKAWSのスカルプチャーを運ぶところで「あ、もうこれ大好きだわ」と、なりました。
アートのセレクトまでちゃんとしているんだから、もう間違いない。

ラッパーのキッド・カディが9月にリリースしたアルバムと同時に公開され、アルバムと同名の本作は、全編アニメーション。
彼の曲が劇中でも再生されまくる上、キッド・カディ本人が主人公という92分に渡るMVのようなネットフリックスオリジナル作品。全編を通してビビッドな色彩はタイトル通り、銀河に入っていくような感覚に。

比較的ストレートなラブストーリーなのですが、台詞にパンチがある。
おそらくどこかの引用であろうフィルマークスのあらすじ欄ではティモテ・シャラメとなってしまっていたティモシー・シャラメなど、今を輝く俳優陣もキャスティングされていてそこもまた最高である。予想外に良かった。
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