ゴン吉

DEATH NOTE リライト 幻視する神 ディレクターズカット版のゴン吉のレビュー・感想・評価

4.0
大場つぐみのコミックを原作としてアニメや実写映画で人気を博したサスペンススリラー「DEATH NOTE」のTVアニメの特別版。
宮野真守、山口勝平、中村獅童、平野綾らが声優を務める。 

”世界を変えようとした 神になろうとした人間の話”です。
父を警視総監にもつ高校生の夜神月(ライト)は学校の校庭に落ちてきた一冊のノート”DEATH NOTE”を拾う。
そのノートに名前と死因を書き込むと、現実にその人間が死ぬ。
ライトはこのノートを使い、犯罪者たちに次々と殺していくが、巷では「キラ」(killer)と呼ばれるようになり、世間から救世主として支持される。
一方、世界的な名探偵のLが、ICPOと連携してキラの捜査に乗り出す。
Lはライトが犯人とにらみ、FBIと連携して捜査を開始するが、逆にFBIの担当捜査官は全員殺されてしまう。
さらに第二、第三のキラが現れる。
果たしてLとキラの勝負は如何に?  

「そして僕が新世界の神になる」
キラを崇拝する者、否定する者の両者が描かれていて興味深い。
ライトとLの頭脳戦が繰り広げられてハラハラ・ワクワクです。
ストーリーを知っていても引き込まれる。
ヒロインの海砂(ミサ)が一途で愛らしく、ストーリーを盛り上げます。
果たしてキラは、世界を救う救世主なのか。それとも単なる独裁的な殺人者なのか。
悪とは何なのかを問いかけた意欲作です。
「これからは新世界の創世を見せてやるよ 僕は新世界の神だ」 

2022.10 BS12で鑑賞(日曜アニメ劇場)
2022.6 BS12で鑑賞(日曜アニメ劇場)
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