不器用な奴ら。
公開終了寸前にして、ようやく見ることが出来た。最近勢いに乗りに乗っている倉祐貴は、今回も独特なスタイルで熱演。｢こいびとのみつけかた｣｢コーポ・ア・コーポ｣、そして本作。今年の顔は倉祐貴で間違いなし。今年の顔と言えば、金髪ヤンキーの水上恒司も最高。正直、現在話題沸騰中の｢あの花が〜｣よりこういう役して欲しいんだよね。｢死刑にいたる病｣でもそうだったけど、この人は意外なところで光る。タバコ吸う姿、2人とも馬鹿みたいに似合うじゃねぇか。
アクションとしては迫力に欠け、作品の展開も若干平凡に思えるけど、シンプルながらにとことん胸が熱くなるし、キャラが非常に立っていてあっという間の2時間だった。杉田哲太演じるおっちゃんが経営する焼肉屋のシーンはどれもこれも名シーン。ダサかっこいいって、ただのかっこいいよりかっけぇんだよ。
