王道のヤンキー映画
変に穿ったつくりをせず分かりやすいストーリーで進行をするため、目新しさは少ないものの、非常に観やすい。なによりテンポ感が良く、笑いとシリアスの切り替えは、さすがお笑いタレントの品川祐監督。上手い融合でとてもノリやすかった。
ドロップと同じ形式で、マンガを挿入しての場面切り替えは頭での処理を軽減してくれてありがたい。マンガと実写が重なるところなんかは、演出の妙で、まさに二次元から三次元が浮き上がってきたかのよう。個人的に、「はい解散」がとてもお気に入り。
エンディング後に次への布石はあるものの、しっかりと一本で締まっていて完成度の高い作品だなと思いました。
焼肉食べたい