真魚八重子

欲望の海の真魚八重子のレビュー・感想・評価

欲望の海(1984年製作の映画)
3.0
わたしの苦手な廣木隆一監督のデビュー作。今のところ一番マシ。かなりATGっぽい。海岸沿いにすごい高波が来てきて、俳優がさらわれそうで怖い。雪の積もった寒風吹き荒ぶ所で撮影してるのも、寒くてつらそうだった。

主人公は不登校の、ひょうひょうとしているような、でも突然人殺しをしたりもしそうな、内向的な少年。童貞をこじらせていて、もうやらなくてもいいくらいの淡々とした状態。
最後の「夢、夢、夢…」という心の声があまりに多すぎてうざかった。限度があるだろう。
真魚八重子

真魚八重子