ラーチャえだまめ

To Leslie トゥ・レスリーのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)
5.0
『「人は皆、誰かの世話になって生きている」と信じたい。』





アンドレア・ライズボローの大勝利




またしてもやってくれましたもう「この人が出てる映画は絶対見に行けと心がそう問いかけている」“狂気な女性”を演じさせたら右に出る者はいない??「憑依型」のトップ女優アンドレア・ライズボロー……「オブリビオン」のトムと共演していた頃とは想像もつかない「マンディ」「ナンシー」そして「ポゼッサー」……健康とは無縁な役作りの為の肉体改造。そんなにやせ細って大丈夫なの?彼女の“目”、“真っ黒な瞳”、何を訴えかけてくるような……いやーこの人はホントに「そういう人」にしか見えない。すごすぎる。なんで今までアカデミー賞獲っていないのか謎レベル。彼女の演技力だけで既に120点満点なのですがー?


どこかにきっと、ク◯ったれな自分のことを信じ、それでも愛してくれる人がいると信じたい。だから、その人のために(またはこれから出会う人の為に)今自分がク◯ったれな人生を送っていると。そう思うならば今すぐ改めよう。そうすれば人生は、ほんの少しだけでも好転していく。いつだって遅くはない。そんな“想い”を本作から受け取りました。いやぁーすっごく“優しい映画”でしたコレ。リアルじゃないとかいう批判もあるかもしれません。けど善であろうとする“人間の可能性”を見せてくれたような、そんな希望に満ちた大変ステキな映画だと思いました。




↓ブログにもあげました↓
https://www.edamame-movie.com
ラーチャえだまめ

ラーチャえだまめ