2023年映画初め。スタントマンと聞いては観ないわけにはいかない!これを観ると「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が百倍以上面白くなる。スタントマン哀史や単なる映画史ドキュメンタリーにとどまらず、香港と中国の関わりと歴史、そしてハリウッド同様失われてゆく『何か』を記録した貴重な作品。アクション映画ファンだけでなく、香港映画、中国映画ばかりかすべての『映画好き』は必見。合気道派としてはヌンチャクやらなんやら使うなんて、ヘッ、と思っていたのが認識を新たにした。
知っている人にとっては『そんなの知っている』内容かもしれないが、英米圏のスタントマンの名前や出演作監督作から起きた事故しか知らない私にとっては学ぶところが多かった。またL.A.のスタントマン協会へ行ってもっと話を聴いてこよう。シンガポールのショウ・シアターIMAXで「ブレット・トレイン」を観たのは貴重な体験だったのかもしれない。
※ でも苦言を呈するならレイノルズーニーダムのコンビへ言及しないのはなぜだ。先日観た日本のスタントマンもののパンフレットでも見当たらなかったような気がする(未購入につき読み落としあれば失礼)