公開初日、運良く谷垣健治さんとチン・ガーロウさんの舞台挨拶付で見ることができました。
香港アクション映画、シロウトの頭じゃ考えられないアクション、ビルの窓から吹っ飛んで落ちるのとか、どうやってやってんだろうな?と、昔はヒーヒー笑いながらチラリと考えたりしたのだけど、なんてことはない、見たまま。
ビルから吹っ飛ぶときは本当にビルから吹っ飛んで落っこち、階段もまんま落下。ノーCG!
この尋常でないスタントを香港のスタントマンはNoと言わずにやるってのが…!(本当に(恐怖で)泣きながらやります…!!と言ってるスタントマンがザラにいたそうです)
「スクリーンに写ってしまうので、段ボールとかは敷くことが出来ない、だから地面を掘り返して少し柔らかくしてみたんだ」とかニコニコ話してる姿がいやぁ…。 そんな超絶スタントをこなす無名のスタントマン達の創成期から現在までのドキュメンタリー。
すでにおじいちゃんに突入しているメンバーから語られる話はどれも貴重でした。
それだけに留まらず、現在香港映画界が抱えてるスタント問題などにもちゃんと触れているところがまた良かったです。
舞台挨拶されたチン・ガーロウさん、現在は監督としての活動が多いですが、昔は向こう見ずなスタントマンだったんだな…とドキュメンタリーを見てしみじみ。舞台挨拶のラストでファイティングポーズを決めてくれましたが、もうありがたすぎて手を合わせたくなるような(笑)
スタントマンの中でも別格で有名なユン・ワー(もう役者さんですな)は出てきたけれど、ラム・チェンインは取り上げないのかな…寂しいな…と思っていたら、のラム・チェンイン登場には目から熱い水が出そうに…。
今後、アクション映画の見方が全く変わりそうです。