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カンフースタントマン 龍虎武師のjettのレビュー・感想・評価

3.0
香港アクション映画を支えたスタントマン界の栄枯盛衰

'70~80年代にかけて絶頂期をみせた香港クンフー映画、本国のみならず日本でも一大ブームとなり、当時を小中高生として過ごした私も夢中で観てました

特にジャッキー・チェン作品でのアクションは尋常じゃなく、「ヤングマスター」辺りから急にエスカレートし始め、子供ながら この撮影だれか死んでるんじゃないのと思うほどの超絶アクションの一途をたどりました

徹底的なライブアクションにこだわっていると思っていたら、本作内のインタビューで香港映画界はハリウッドと違ってお金も技術も無いから危なくても生身でやるしかなかった、と聞いて、やっぱり自分達もやりたくなかったんじゃん、と大いに納得した

インタビューで話していたアクター達も主役級だけでなく、当時のジャッキー映画で痛めつけられる常連さんやハリウッドに呼ばれて活躍している名武術監督まで、ほとんど方を知ってました

前半は歴代の香港クンフー映画の名シーンが次々に繰り出されすごく興奮しましたが、後半が尻すぼみで、細々と地味に生きている香港スタントマン協会の現在の活動状況と宣伝みたいに感じました
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