ドナウ

カンフースタントマン 龍虎武師のドナウのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

香港功夫の始まりから絶頂期、そして衰退、現在の動きまでを追ったドキュメンタリー作品。ブルース・リーやジャッキー・チェンの現代劇辺りからのギアが上がったアクションもいいけど、それ以前の丁寧にリズムよく動きを合わせる演舞のようなアクションの良さも最近気がついた。先にあのスピード感に触れるとどうしても動きが緩慢に見えるので…。功夫のみならずノワールからミラクル・カンフーみたいなカルトも多く裾野は広い。出演していたツイ・ハークも食人拳なるもの撮ってるし。カットを刻まずドッシリと見せる香港アクションは命を削りながら演じた人達の賜物なのだと再認識、と同時に現在の人不足と映画産業の厳しさも改めて思い知った。なんとかもう一度花開いてもらいたい。オープニングにチラッと映った京劇役者5人衆…あれはなんだろう、見たいな。
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