舞台業界に憧れを抱く戦争で夫を失った若き未亡人が、憧れの大女優と仲良くなるチャンスを掴む。その女優の仲間達と段々打ち解けていき、すっかり一員となる。
しかしその成功を妬むようになる大女優、大型新人と…
徐々に欲が増したとかじゃない。
最初から総て仕組まれていた。
権謀術数とはこのこと。
謀ることへの嫌らしさが感じられないので、イヴに対しての嫌悪感は湧かない。
むしろ賞を受賞するに至る演技力を鑑賞…
ポスターに載るのはベティ・デイヴィスかマリリン・モンローばかりなのにタイトルロールの新進女優を演じるのはアン・バクスターという自分も聞いたことのなかった人物というのがまた皮肉。家父長制的な映画界で切…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
一度リタイアしたが再度チャレンジして全部鑑賞。映えある賞を受賞した新人女優の賞を手にするまでの昔話。とにかくイヴが狡猾にのしあがろうとするし、それが「私何にも悪いこと考えてませんよ、拾ってもらった恩…
>>続きを読む映画「イヴの総て」見た。手段はどうであれイヴが賞を手に入れたのは他ならないイヴ自身の努力があってこそのものではあるんだよなぁと思うと、華やかな世界の裏側が非常に愛おしくなる。それを三人それぞれが受け…
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