イヴの総ての作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 7ページ目

山口路子さんの『マリリンモンローという生き方』という本を読んで、マリリンモンローの映画を見てみたいって思ったので、タイトルで気になったこちらを鑑賞。

マリリンはそんなに出てないんだけど、確かに圧倒…

【ハリウッド古典期の大傑作】

演劇界の内幕ものであるが、筋書きの巧みさと人物造型の見事さで古典映画の頂点と評したくなる作品になっている。

なかでも特筆すべきは、三人の女優であろう。一見純情な田舎…

女優の総て。旦那までぶん取ろうとするところがいい。女性のどこまでも追っていく執着心と尽きることのない欲望、そしてそのためには手段を選ばずどんな人間も演じる。今だと蔑視とされるだろうが、女性の強みであ…

賞をとる秘訣。

大女優マーゴ・チャニングの楽屋に、彼女の熱狂的大ファンであるイヴ・ハリントンがやってくる。イヴの事情に深く同情したマーゴは、彼女を付き人として雇うが、次第にデキすぎるイヴに違和感を…

最後の最後まで気持ち悪くて怖くて最高
入れ替わりの速さ所詮は使い捨て。コンチェルトを作るのはピアノじゃない。

マーゴのモデルはエリザベートベルクナー。ブロードウェイの裏側ってよくわからんが、なんと…

うお、めっちゃ良いやん、最高のやつ。
70年前だからカメラワークとか演出は死ぬほど退屈でプロット全振りで見てたけどそれでもめっちゃ好き。
俺が好きな『Tar』『マルホランド・ドライブ』『ネオンデーモ…

終わり方がすこぶる好き。油断してると新たな才能と野心にどんどん淘汰されていく演劇・映画の世界の競争率の高さを改めて実感。別にスカッとするわけではないけど、なんだか気持ちが良い物語。イヴの表情だったり…