ナイン・マンスの作品情報・感想・評価・動画配信

『ナイン・マンス』に投稿された感想・評価

hikumahika

hikumahikaの感想・評価

3.0



【出会って2日目で部下に指環付きプロポーズをする上司】

採用面接でユリに一目惚れしたヤーノシュは速攻で彼女を口説いて食事に誘い求婚する。

その時点でユリには別れた男性との間にもうけた息子がい…

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弓太郎

弓太郎の感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ヤーノシュの「女は働かなくていい」「母親が家にいないと家庭が崩壊する」といった台詞はいかにも家父長制を煮詰めたような保守的な物言いだが、ユリは自由で自立した女性であり、二人は互いを愛し合いつつも真っ…

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FeMan

FeManの感想・評価

3.7
愛と貧困、そして抑圧された女性社会、出産という状況やテーマは今もなおずっと続くものだ。

ラストの出産のシーンは個人的には今までの映画シーンの中でもかなり強烈なインパクトを残した。

このレビューはネタバレを含みます

2024/4/26
未婚の母であるユリ。
勉強しながらもら働き、自立した女性を目指していたところ、ストーカー的な男と恋に堕ちて身籠る。
この男がなんというか、どこに魅力があるのかわからない奴。
ひつ…

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すい

すいの感想・評価

4.5

自立心が強い女と家父長制に囚われた男。2人がうまくいくはずもなく。2人が宿した命はユリの胎内でただ粛々と誕生の時を待つ。

ヤーノシュが初めてユリに出会った時の、じとっとした視線の動きをなぞったカメ…

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みやび

みやびの感想・評価

4.7

求め、すがり、繋がる。

私とあなたを繋ぎ止める、なにか。
人は自らが名付けた形の無いなにかに翻弄されながら生きている。
私たちはどうすれば実体のないものに深い信頼を置くことができるのだろうか、形の…

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村田

村田の感想・評価

4.0
🎞自立した女性が許せないガキみたいな男
👍色んな意味で度肝を抜かれる出産シーン

メーサーロシュ・マールタ『ナイン・マンス』(1976)

Maarten Mesarlos "Nine Months" (1976)

ひとり選んだ孤独にさらわれた先の、出逢いの、その先へー

あぁ…

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はぐれ

はぐれの感想・評価

4.1

ハンガリーの映画作家メーサーロシュ・マールタ監督作を初めて鑑賞。

この監督さんとにかく人間の描き方が辛辣で鋭い。嫉妬深くて幼稚で器が小さくて男尊女卑の思想に浸かりまくってて人間として1ミリも魅力が…

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ノノ

ノノの感想・評価

4.0

言い合いをした後にキスやセックスで傷を埋めてもすぐに剥がれるよな。
息子を育てることも、自分が勉強して働いて大黒柱になることも諦めないユリみたいな強い女は素敵。自分がしたことの責任を取れない男たちみ…

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