【出会って2日目で部下に指環付きプロポーズをする上司】
採用面接でユリに一目惚れしたヤーノシュは速攻で彼女を口説いて食事に誘い求婚する。
その時点でユリには別れた男性との間にもうけた息子がいて、しばしば会いに行っていた。
それをヤーノシュに隠していたユリだが、バレてしまってからはしょっちゅう価値観の違いから口論するも愛を深めて結ばれていき、子を身籠る。
しかし、子どもの存在や妊娠を明らかにしようとしたユリと家が完成するまで隠したがったヤーノシュとの間で決定的な反発が生まれ、ユリはヤーノシュのもとを去ることになる。
子どもに対する男の考え方と女の考え方の違いはこうよ!とばかりにビジュアルに衝撃的なラストシーンで締めくくられる。
保守的な女性の生き方からの解放というテーマを見せつけられた1976年の作品。