いやぁこれはしんどい。
見てるだけで消耗する。
軽快な音楽や雰囲気でほのぼのとした作品を装ってはいるけど、ここで描かれる社会はストレスフルでギスギスしてて、登場人物はクソみたいな奴ばかり。セリフも攻撃的で他者を否定するような辛辣な言葉が多くて、自分に向けられた言葉じゃないのに見ていて心がキューってなる。
そんな社会に打ちのめされ疲弊する2人。
2人とも見ててすごく苦しそうだったし、お互い辛い思いを抱えているからこそ支え合って欲しかったけど。
ただ、その時置かれていた状況が原因でうまくいかなかっただけで、1年後再会した時の転職した彼とインフルエンサーの彼女とでならうまくやれるんじゃないかなぁって。
劇中2人ともずっと辛かったし最後くらい幸せな感じでエンディングを迎えさせてあげたくて、自分の中では一緒に踏切を渡るエンディングを勝手に採用して物語を締め括った。
トークショー終わりに彼に気づいてほしくて彼女がカーテンからこっそりのぞく姿は最高だった。ただただかわいすぎたし、まだ彼のことを想っていることがすごくよく伝わる名シーン。
あと冒頭で居酒屋の店長(?)がIDOLTシャツ着てた。