たかちゃん

ポーカー・フェイス/裏切りのカードのたかちゃんのレビュー・感想・評価

1.5
ラッセル・クロウ監督・脚本・主演作品。冒頭の美しい風景。波打ち際でのポーカー。負けた奴が、金を返してくれ、と言い出すあたりで、ギャンブルがわかっていない。そして返してやるのだ。これもギャンブラーではない行為。それが少年時代の出来事。それで友人になるというのも甘い脚本。大人になってから集まり、ポーカー。強盗、絵画と三題噺。この強盗がアホ。解毒剤か毒薬か、騙される奴はいないだろうに、騙されるのだから、脚本の練りが足りない。ラッセル、ほかの人の助言を聞かなかったのか。何稿まで重ねたのか、もしかして初稿で撮ったのか。画家のモデルのエピソードも絡んでこないし、復讐は余分だし。ふつう、こんな出来では次回作は撮れないよ。それにしても、プロデューサーの人数がすさまじいけど、お友達だから出資したのか、それとも騙されたのか。学生映画レベルといっては学生に失礼か。
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