劇中にもありましたが、音楽史を語るのに、ビートルズの日本武道館公演って欠かせないですよね。ふんだんにライブ映像が使われてる訳でなく、こんなドキュメンタリーで、映画にするなんて大げさに思う方もいるかもしれませんが、そんな事を感じさせないほど、神々しい貴重な作品でした。
例えがおかしいと言われそうですが、私はプロレスが好きで、最後まで実現するか不透明だった伝説の猪木-アリ戦に、シチュエーションが似てると思っちゃいました。実現までの道のりが、何ともドラマティックですよね。
音楽の世界って、今後全く新しいスタンダードが生まれる訳ないと思うと、世の中の多くのアーティストの礎になってるビートルズは、もはや最初で最後の"音楽の神"だったと言えると思います。スポーツのように記録を抜くとか、そんな感覚と違いますからね。
エンドクレジットで、100歳から5歳までの方が、好きな曲を語るんですから、すごいですよね。ちなみに私の1番は「Penny Lane」です。
