炎上する君のあやたかのレビュー・感想・評価

君は、何も悪くない！梨田がそう叫んだ時、私はその言葉が欲しかったのだと思った。言われたかったし、言いたかった。自分のために、傷付いている誰かのために。一人の人として向き合いたい、そういう人でありたいと願うのは、誰よりも自分自身が一人の人として尊重されたいと、そう思っているからなのかもしれない。梨田と浜中のように、唯一無二の親友でお互いにとって一番の味方だと言いきれる、そんな関係性の人がいたらとても幸せだろうな。